フラットスタイルの紹介
Flat curtains
フラットカーテン
生地そのものの風合いや質感が楽しめて、使用生地量も少ないため金額が抑えられる、リネンカーテンで最も人気のシンプルなスタイルです。
カーテンといえば波々としたヒダがあるのが一般的なイメージですが、フラットカーテンとは、カーテンの頭に布を寄せたヒダ(ギョウザみたいなツマミ部分)を作らずに縫い上げる仕様です。
またフラットカーテンは通常、大きな柄やキャラクターの生地など、絵柄を見やすくしたりするための仕様として使われることが多いのですが、リネン生地の場合は、生地自体がフワフワ、ザラザラと何とも形容しがたい心地よい風合いを持っているため、ヒダで陰影や奥行きを作らずとも、お部屋の中で優しく強い存在感を持ってくれます。
フラットスタイルのオススメの仕様
●仕上がり幅:カーテンレールの1.3倍
●フック:Aタイプ
●裾:5cm
更には、ヒダのあるカーテンよりも使う生地が少なく、お値段的にも抑えられる仕様となっています。
ただ、注意することが2点。
1つ目は、フラットと言ってもカーテンレールと同じ幅で作らないことです。
例えば、ロールスクリーンのように、まっすぐピン!とした雰囲気を目指して、レールと同じ幅や1.1倍程度の幅で作ってしまうと、生地の特性上、カーテンの両サイドや、中央に隙間ができることがあります。 隙間ができないようにつくるためには、1.3倍程度の幅でのご注文をおすすめします。 それでも、レールよりも長く作ったらカーテンの頭の部分がダブダブと余ってスッキリしない!という方は、1.3倍のワンプリーツカーテンがおすすめです。
2つ目は、カーテンフックは、カーテンレールに覆いかぶさるBフックでは作らない方が良いこと。
フラットカーテンは、ヒダを取ったカーテンのように山と谷を作っていないので、綺麗に均等にたたまれにくいのと、レールの前後にスペースをとるという特徴があります。その上でBフックを選んでしまうと、レールの後ろ側に生地の谷部分が逃げられないので、カーテンを開けにくかったり、まとめても芯地の反発力でカーテンが戻ってしまいます。そのため、フックはレールの下にカーテンが下がるAタイプで作られることをおすすめします。