階段とスリット窓にボイルレース|ヒダと裾まで考えたポールカーテン
階段まわりや横長のスリット窓に、ボイルレースのポールカーテンを取り付けました。小さな窓も、布の分量や裾の仕上げを考えると、暮らしの中でふと目に入る楽しみのある場所になります。
階段まわりは、通りやすさも大切に

階段の窓は、リビングの大きな窓とは条件が違います。上り下りする場所に近いため、カーテンが通路へ大きく出ないか、手すりや周囲のものに当たらないかも考えておきたいところです。
今回はつっぱり棒を使うポールカーテンを窓枠の内側へ納めました。窓の中に収めることで、布のやわらかさを加えながら、階段まわりをすっきり見せています。
同じ空間でも、窓のサイズや使い方に合わせてシェードとカーテンを使い分けました。上下に動かしたい場所、左右に寄せたい場所。それぞれの使い勝手を見て、形を決めています。
東側の横長窓に、朝の光を受けるボイルレース

東側の横長のスリット窓には、薄手のボイルレースを合わせました。光をすべて遮るのではなく、朝の光をやわらかく感じられる窓辺です。
小窓だから生地は少なくてよい、とは限りません。今回は2倍〜2.5倍のヒダで仕立て、生地にゆとりを持たせました。クシュッと寄せた布の重なりが、薄いレースにふんわりした表情をつくります。
ヒダを少なくすればすっきり、分量を増やせばより豊かな表情に。同じ生地でも、どのくらい使うかで見え方が変わるのが面白いところです。
裾はメローロック仕上げにしました。大きく折り返した裾とは違う細い縁取りで、ボイルレースの軽やかさを生かしています。小さな窓では、こうした端の仕上げも全体の印象に関わります。
つっぱり棒と布で、小窓の印象を変える

スリット窓には、必ずブラインドやロールスクリーンを取り付けなければならないわけではありません。必要な目隠しや日除けの程度によっては、つっぱり棒とレースという方法もあります。
ポールに生地を通すシンプルな仕組みなので、専用のカーテンレールを使わずに納められます。ただし、取り付け面の形状や幅、生地の重さに合うものを選ぶことは必要です。
また、レースの見え方は昼と夜、屋内外の明るさで変わります。やわらかい雰囲気だけで決めず、外からの視線が気になる窓なのか、日差しをどの程度調整したいかも一緒に考えます。
大がかりな窓装飾を付けなくても、布の選び方と仕立てで変えられることがあります。いつも通る階段の窓だからこそ、上り下りのたびに目に入る表情も大切にしました。
窓まわりのご相談は第一カーテンへ
小窓、スリット窓、階段まわりなど、何を付けるか迷う窓もご相談ください。窓枠の寸法や周囲の様子が分かる写真をもとに、ポールカーテン・シェードなどの方法を考えます。生地の透け感、ヒダの分量、裾の仕上げまで、その場所に合わせてご提案します。
階段の小窓を整える前によくある質問
つっぱり棒なら、窓の幅だけ測ればよいですか?
一般的には、幅に加えて棒を支える面の形や材質、窓の開け方も確認します。棒の対応幅と耐荷重の範囲で使い、布を動かしたときに外れやすくならないかも確認してください。階段では落下物が通行を妨げないよう、取り付け位置と固定方法を慎重に選びます。
階段窓のカーテンは、後から簡単に取り外せますか?
窓枠内に納まっていても、足元が段差になっている場所では、平らな床の窓と同じようには作業できないことがあります。一般的には、洗濯のための取り外しや窓掃除の方法も取り付け前に相談します。階段上で無理に背伸びをせず、安全に作業できる方法を確認してください。
