廊下・収納・小窓を布で整える|リネンカーテンとのれんの使い分け
廊下との境界には薄手のリネンカーテン、収納の目隠しには生成りののれん、小窓にはレースのれんを。場所ごとに形を変えながら、布で空間をやさしく整えました。
リビングと廊下を、薄手のリネンで仕切る



部屋を分けたいけれど、扉や壁のようにきっちり閉じた印象にはしたくない。そんな場所には、布の間仕切りが選択肢になります。
今回はリビングと廊下の境界に薄手のリネンカーテンを吊りました。光の通り道を残しながら、視線や空間のつながりをやわらかく整えています。
布が揺れたり、向こう側が少し感じられたりすることで、扉とは違う軽さが生まれます。必要なときは閉め、開けておきたいときは寄せられることも、カーテンで仕切るよさです。
間仕切りには冷暖房の空気の流れをやわらげる役割を期待することもありますが、薄手の生地は密閉するものではありません。何を優先するかに応じて、生地の厚さや周囲の隙間も考えます。
収納の入口は、生成りのリネンのれん


玄関やクローゼットの開口部など、靴や棚がそのまま見える場所には、シンプルなのれんを取り入れました。生成りのリネンの素朴な色と質感が、室内に自然になじみます。
通るときはさっとよけられ、扉のような開閉の動作がいりません。出入りの多い場所では、見た目だけでなく、この使い勝手も大切です。
どこまで隠したいかによって丈は変わります。長くすれば目隠しする範囲は広がりますが、通るときのよけやすさも変わるため、開口部の幅や動線に合わせて決めます。
きっちり隠すことだけが目的ではなく、生活感を少しやわらげる。そうした使い方に、生成りの布はよくなじみます。
小窓は、同じレース生地をのれんに




小窓には、カーテンの窓と同じレース生地で仕立てたのれんを。つっぱり棒で取り付ける仕様にし、窓まわりをシンプルに納めました。
大きな窓と小窓で形が違っても、生地をそろえると部屋の中につながりが生まれます。すべてを同じ商品にするのではなく、その場所に合う形で同じ素材を使う考え方です。
レースは明るさを残せますが、目隠しの程度は生地や屋内外の明るさで変わります。窓の向きや周囲の環境も確認しながら、必要な透け感を選びます。
つっぱり棒を使う場合も、窓枠の幅や取り付け面、生地の重さの確認は欠かせません。シンプルな方法でも、寸法と納まりを合わせてこそ使いやすくなります。
窓まわりのご相談は第一カーテンへ
カーテンだけでなく、収納ののれんや廊下の間仕切りもお作りしています。「少し隠したい」「明るさを残したい」「扉は付けたくない」など、使う場所のお悩みをお聞かせください。生地とサイズ、吊り方を一緒に考えます。
当店オリジナルリネンをご検討の方へ:お洗濯のご案内
リネンのお手入れ方法は製品によって異なります。ここでは、当店オリジナルリネンカーテンをご検討の方に、当店商品の洗い方をご案内します。掲載した施工写真の生地すべてに共通する洗い方ではありません。
当店オリジナルのリネンカーテンは、製作段階で生地をお湯に通し、あらかじめ縮ませています。防縮加工とは異なりますが、ご家庭で洗っても大きく縮みにくく、洗濯前後の縮みは約1%が目安です。丈2mなら約2cm。湿気を含む時期には反対に約2cm伸びることもあり、季節による丈の変化も天然素材の特徴です。
お洗濯では必ずネットに入れ、たっぷりの水でやさしく洗ってください。一番のポイントは脱水をかけすぎないこと。約30秒を目安に途中で止め、カーテンレールに吊るして干すと、残った水分の重みでシワが伸び、きれいに仕上がります。
この洗い方と寸法変化の目安は、当店オリジナルリネンカーテンについてのご案内です。他メーカーのリネン製品やドライクリーニング指定の製品に、同じ洗い方を当てはめないでください。
収納ののれんを決める前の確認事項
中を隠したいときは、長くすればよいですか?
一般的には、正面から見える範囲だけでなく、横を通るときや座った位置からの見え方も確認します。丈を長くすると、荷物を持って通るときに布をよける動作も増えるため、隠したい物と普段の動線を合わせて考えます。掃除機をかけるときの裾の扱いも確認しておくと使い方を具体的に想像できます。
相談時は、開口部の幅と高さ、収納の中がどこまで見えるか分かる写真、出し入れする大きな物の有無をお知らせください。窓と収納では目的が違うため、同じ生地を使う場合も、それぞれに合う丈と形を決めます。
素材についてはリネンカーテンの魅力、ほかの吊り方との比較はカーテンのスタイルもご覧ください。
