唐津さかもと様|ツルニチニチソウのリネンのれんと、厨房の小さな仕切り
日本料理店「唐津さかもと」様の、リネンののれんとカーテンをご紹介します。植物の絵柄を入れたのれん、厨房との間を仕切る小さなのれん。使う場所に合わせて、布の形と見せ方を考えました。
ツルニチニチソウを、リネンの布に


のれんには、植物のツルニチニチソウをモチーフにした絵柄を取り入れています。店主の後輩の方が描かれたデザインを使い、シルクスクリーンで布に表現しました。
リネンの自然な風合いに、そのお店にゆかりのあるデザインが加わると、既製品とは違った一枚になります。柄そのものだけでなく、誰が描いたものなのかという背景も、店づくりの一部として感じられるのれんです。
シルクスクリーンは、版を使って柄を写す方法です。布に絵柄を入れるときには、大きさや位置によって全体の見え方が変わるため、吊るした姿を考えながら決めます。
のれんは、平らに広げて見るだけのものではありません。布が揺れたり、人が通ったりしたときにも表情が変わります。生地の風合いと柄の見え方、その両方を楽しめる仕立てです。
厨房との間は、2枚をつなげない小さなのれん


カウンターと厨房との仕切りには、小さなリネンのれんを製作しました。こちらは、あえて2枚をつなぎ合わせず、1枚ずつに分けて仕立てています。
のれんというと、上がつながって中央に切れ込みのある形を思い浮かべるかもしれません。使う場所によっては、今回のように分けた形も選べます。見た目の印象だけでなく、通り抜ける動きや扱いやすさを考えて決める部分です。
カウンターまわりでは、どこまで隠したいかと、どこを通るかの両方が大切です。丈を長くすればよいわけでも、短ければ使いやすいわけでもないので、実際の使い方と合わせて考えます。
のれんとカーテンに、リネンの素材感を


リネンは、繊維の自然な表情や布の落ち方を楽しめる素材です。日本料理店の落ち着いた空間にも、硬すぎないやわらかさを添えてくれます。窓辺のカーテンと間仕切りののれんでは役割が違っても、素材感がつながることでまとまりが生まれます。
透け方は、生地の厚みや織り方、光の当たり方によって変わります。奥の気配を少し感じさせたい場所と、目隠しを重視したい場所では、適した生地も異なります。使う場所に合う厚みを選ぶことが大切です。
天然素材なので、シワや湿度による変化も含めて付き合っていく布です。お手入れでは洗濯による縮みにも注意が必要なため、生地ごとの取り扱いを確認して使います。
お店の布製品は、空間の印象と日々の仕事のしやすさ、その両方に関わります。オリジナルの柄を入れることも、つなげない形に仕立てることも、その場所に合う一枚をつくるための工夫です。
窓まわりのご相談は第一カーテンへ
店舗ののれんやカーテン、オリジナル柄を取り入れた布製品もご相談ください。設置場所や必要な目隠し、通り抜ける動線、お手入れまで伺いながら、使いやすい形をご提案します。
当店オリジナルリネンをご検討の方へ:お洗濯のご案内
リネンのお手入れ方法は製品によって異なります。ここでは、当店オリジナルリネンカーテンをご検討の方に、当店商品の洗い方をご案内します。掲載した施工写真の生地すべてに共通する洗い方ではありません。
当店オリジナルのリネンカーテンは、製作段階で生地をお湯に通し、あらかじめ縮ませています。防縮加工とは異なりますが、ご家庭で洗っても大きく縮みにくく、洗濯前後の縮みは約1%が目安です。丈2mなら約2cm。湿気を含む時期には反対に約2cm伸びることもあり、季節による丈の変化も天然素材の特徴です。
お洗濯では必ずネットに入れ、たっぷりの水でやさしく洗ってください。一番のポイントは脱水をかけすぎないこと。約30秒を目安に途中で止め、カーテンレールに吊るして干すと、残った水分の重みでシワが伸び、きれいに仕上がります。
この洗い方と寸法変化の目安は、当店オリジナルリネンカーテンについてのご案内です。他メーカーのリネン製品やドライクリーニング指定の製品に、同じ洗い方を当てはめないでください。
